夜間の学生をしていたとき、

イラストレーションの先生が

「好きな色はなに?」とひとりひとり聞いてきました。

すぐに赤を浮かべたのですが、

服だと青や紺が好きだし

紙だと白

持ち物は茶(革の色が好き)

雑貨だと焦げ茶(古道具の木の色が好き)

アクセサリーだと真鍮(金よりくすんだ感じの)


といったように用途によって好みの色が違うので

即答できず、

いっぱい考えて「白」と答えました。

何年経っても時々自問自答していて

好きな色は?

と問うと、

やっぱり「白」になる。
 

もちろん真っ白なファッションもしないし、

持ち物もほとんど白などないのですが、

デザインの仕事をしてから

白場。という空間が好きになったのもあり、

服でも白を入れると顔が明るく見えたり、

暮らしの中で欠かせないものになってて、

絵を描くときも、パッとメモする紙も

何もない白い紙が一番集中できて、

なによりも大切な色なのです。

一番綺麗で汚れやすく、

でも光を感じる色。


みなさんも「好きな色は?」

といきなり言われたら何と答えますか?



料理をするのが好き。

と、思い込んでいたけれど、

珈琲豆屋を手伝うようになってからは

料理どころか、家事をするのが嫌いになってしまった。
 

もちろん、いやになったからといって、

なにもしないわけではなく、寧ろ増えている家事を

時間を決めてやってはいるものの、

「油揚げと野菜があるからお餅と巻いて焼き揚げしようかな」

といったような、

冷蔵庫にあるもので、やったことのない組合わせなどを

作ることがなくなった。ということ。
 

誰かの決まったレシピがあると

途中で違うことをしたくなるので

毎日家にあるもので簡単にできる

メニューをささっと決めているのですが、

これがまた、1週間、同じようなものをくるくる回しているだけ。


日曜日、カレー

月曜日、魚フライ

火曜日、鳥甘辛焼き

水曜日、焼き魚

木曜日、豆腐ハンバーグ

金曜日、豚肉

土曜日、餃子

 

メイン以外でも野菜炒めや煮物、サラダなどは季節で

コロコロ変わるとはいえ、ここ1年くらいは

ほぼこんな感じをぐるぐる回している…。

思いつきでメニューを考えるのが好きだったのに

簡単にできるものしか考えていない。

新しい食べ方や調理法、ソースなど
ヘンテコでも新しい組みあわせを作るときは、

なんだかワクワクしてくるのだけど、

その作業を全く省いている。

料理熱、また戻ってくるかなぁ。

と、いろいろ本を見たりして、

自分の中の火種を探り中…。
 


 



もう何度も書いているのですが、

お菓子屋の戦略で

女の子が男の子に告白する日が

バレンタインデー。と子どもの頃は思い込まされていて

どうも納得がいかない小学生のはるこちゃんは

兄と父には一回だけしぶしぶあげたことはあるけど、

好きな子のためにあげたことは、ほぼない!

(頼まれてしぶしぶ作ったことはあるだけ)
 

いまは友チョコとか言って、

みんなでチョコレートを味わう日に変わってきていて

うれしいなぁ。
質のいいハイカカオのチョコレートを

自分用に購入する方が増えているのもいい流れです。

お店では珈琲関連はもちろんなんだけど、

いいカカオを広めたくて

少ない商品ですが、セレクトして置いてます。
いいものはちゃんと味わってから

ちゃんとお伝えしたいと思っているので、

全て口にはしていますが、

まぁ、どれを食べても、

カカオそのもののフルーティさが際だっていて、

食べると幸せ感半端ないです。

チョコレートは遠い国の人からの

愛を受け取るものであって、

愛の告白に使うものだけではないと思うのです。

私は一粒、一欠片、

ほぼ確実に口にしてて、

この幸せな瞬間を毎日じわーっと味わってます

 



いや、ほんと、

久しぶりのブログアップです。


ワタシにとってのブログは

イラストやデザインの仕事をする前の準備運動のようなもので、

これがなくてもすぐに取り掛かることはできるのだけど、

この行為を怠ると、なかなか発想が出てこない。

こういうのはサボったらあかんよね。

運動する人は準備体操。

が、必然であるように、

どの仕事の人も身体や脳をあたためる準備時間や作業は

必要だと思っている。
あまりにもあっちこっちと

やることが多い毎日で、

絵を描く仕事もほとんどないとはいえ、

やっぱり日々、いつでもパッとできるように

準備をしておかないと、

いきなり描こうとしても

身体が…というより

脳がピキッと

フリーズしてしまう感じがあります。

20歳の時の誓いで

ずーっと、物作りを続けること。

を決めてきたときから

ことばと絵には毎日触れあうようにしてて、

やっぱり、まだまだ現役で働きたいので

おばあさんになっても

作るぞー!

と決めております。
 

元旦をあっという間に過ぎてしまいましたが

(2月10日、もうすぐ旧暦のお正月!)

今年も地味〜に

こそ〜っと

作り続けていきたいと思ってます。



 



お正月前後はなぜか

いつも身体のどこかが崩れがちになる。
特に胃腸。

こどもの頃は食べ慣れないものをいっぱい食べて

お腹壊していたので

大人になってからはセーブして食事をするようにしているので

壊すことはないけれど、

なぜかお通じが悪くなったりと、

毎年絶好調にはならない。

今回もそうで、

まぁ、毎年のことなので

気にはしないようにしているけれど、

やっぱり胃腸の調子がよくない。
お店が始まっても

なんだか優れない腸の調子。

こりゃ、食べる量を減らすより、

お白湯を飲んで、身体の詰まりを流さないと。
 

と思い、

ぬるめのお白湯を暇さえあれば飲んでいたら

なんとなく調子が戻ってきた。

水分、足らなかったのかなぁ。

とも思う。
ここしばらく、朝の珈琲と

夜の味噌汁くらいしか

水分採ってなかったもんね。


あったかいお湯は

いいもんだね〜。


 


サボローゾのブログを2023年末近くなって

サボ店長からはるさぼが担当することになり

今回はうさぎネタで締めくくり、

こちらのブログでもしつこくうさぎで

締めくくることにしました。

うさぎがカワイイだけの生き物だと思っている方は

たくさんいらっしゃると思います。

しかし!
一緒に過ごしてみるとわかるのですが、

非常になわばり意識が強く、

気も強いのです。


野生の中ではとても弱い生き物たちですから

強くないと生きていけませんからね。


うさぎ年が終わりだって!?

いや、龍のかぶりものをしてでも

来年も私の年にするわよ!


てな感じで自分の場所を動きません。


かわいい姿形の奥に秘める

野生の強さがとても好きです。
 



毎年、寒くなると、

ファーやニット、

ふわふわした素材が気になって仕方ありません…。

というのも

セーター系はほとんど持ってなくて、

何十年もグレーと紺のセータをポケットを

付け替えたりして、

毎年着ているのしかなくって…。

2人で一つのセータ用の収納ケースをつかっているので、

数をたくさん増やすことは困難なのと(だいぶ処分しました…)

あまり毛量の多い服はダメ!(収納ケースが締まらないから)
以前持っていたアランセーターなど、分厚くて、

どうしても捨てられなかったものは

腹巻きにしたり、腰巻きにしたりで、

服としての役割を終えて、

マフラーの収納ケースに移動してもらい、

いまでは中に着る用のセーター生地のベストが数枚あるだけで、

あと1枚くらいは増やせるかなぁ。という環境。
 

そうは思ってはいるけれど、

一度買ったら何年も付き合うものになる。と思うと

簡単に買うことができない。


なんだかねぇ、

ひさびさにファッションの雑誌を購入したら

あれこれ新しい組みあわせをしたくなって…

でもセーターって、

温かすぎて、包まれすぎて

途中でなぜかモワッとしてきて

脱ぎたくなるし、

仕事でも普段でも動きやすくないとあかんので、

今はやりの袖がぶかーっとしてるのは

これまたイラッとくるし


どないやねん!

普通の形のいい素材のものを買えば

飽きがこなくて、

いろんな風に着こなせて、

と、毎年悩み…

なにも新しいものを取り入れてない。

 

欲しいな〜。

あたたかくて

自分に合うニット。


毎年つぶやいているだけになってる…。

今年こそ!


サボのギフトには

箱に巻く熨斗代わりのものがあります。
 

あの印刷された熨斗と紐がどうも苦手で、

サボらしいものを作りたかったのです。

でもまださまざまな場面に合うものが

揃っているわけではなく、

これはまた来年への課題です。


どうも手間暇かけるのが

好きなのか、

いつか、なにかのおくりもののときに

印刷ではなく、自分で作った熨斗を

つけたい。

と、ずーっと思っていて、

やっと願いが叶いそうです。

大きな箱につけるのではなく

ちいさなちいさな箱につけるので、

ちいさなちいさな紙を折って

作っていきます。

昔の通りにするのであれば、

鮑を乾燥させて伸ばして…とするのですが、

中身とのバランスがあまりにもおかしいので、

紙で折って作っています。

器用ではないのと、

しもやけで手の動きが鈍いのとで、

ピンセットと

カッターの背の部分を利用して。

ちいさなちいさなおくりものですが、

もらった方々に

ちいさなちいさな思い出として

心に残りますよう、

願いを込めて。

 



カッコイイの基準はヒトそれぞれですが、

(今回は見た目だけのお話しです)

小さい頃から

仕事着が似合うヒトをカッコイイ

と思っていました。

わかりやすいのは、作業服。

一生懸命仕事をしている姿はどの方でも

カッコイイのですが、

着慣れた作業服に長靴や腰ベルト

作業手袋。

それも全部新しいのではなく、ちょっと

くたびれてたり、汚れやほつれがあると

なおグッド!

自分自身は制服とか決まった服が嫌いなくせに

それが似合う人を見かけると

じーっと見つめてしまう。

で、この寒い冬になると

外で働く人の服にはどかじゃん。
(土方する人が着るジャンバーなのでどかじゃん)

と言って、冬でもあったかい作業ジャンバーが

あるのですが、それが好きで好きで、

当時看板屋

(外面的にはサイン・ディスプレイ屋とうたってました)
で働いていて、同じ仕事場の人からよく借りていた

そのあったかい上着。
真冬に工事用仮囲いに絵を描く仕事があって

その時も超役に立ちました。


今のように裏ボアのパンツもないし、

レギンスも履く習慣がなかったので、

たぶん下はジーパンで上はセーターに

どかじゃんを羽織っていたと思います。

なんせ薄着でも全然平気だったので

はな垂らしながら絵を描いていたことを思い出します。

でもどかじゃんはあったかいし、

動きやすいし、最高の上着だと思ってます。


いまじゃ、工事用の仮囲いは

データ化されたイラストを

カッティングシートにして、それを貼りつけにいく。

という作業がほとんどなのかな。

超アナログな看板描きはもうめずらしい。
 

今でもお店はほとんど手描きの看板ですが、

あったかい部屋で

好きな音楽を聴きながら。なので、

残念ながら

どかじゃんの活躍はないようです…

 

 



あたふたあたふた…

ふたに振り回されている。

蒸し器、何個もボロボロになってるのだけど、

またふたの取っ手の留め金が外れたと思ったら

もう一個の方も外れてしまった。

ジャムのふたはあたためてもあかないし、

こなべのふたはどこにしまったのか

見つからないし、

ふたふたふた…

ふたのことばかりで朝の時間は過ぎる…。

そもそも

「あたふたとする」という日本語、

外国の方に聞かれたら説明できるんか?

何気なく使っている言葉も

なかなかにムズカシイものがいっぱいある。

そんな余計なことばかり頭を巡って

結局赤サボにふたの修理と

ふた開けはしてもらい、

ないと思った小鍋のふたは

奥の方に見つけたので

一件落着…。

ゆとりのある休日の朝には

なかなか巡り会わないようです。