たんすの肥やしはきらいなので

季節の変わり目には大抵収納ケースの中を見直して、

リメイクに勤しむのですが、

近頃はこどもが、着れなくなった服ではなく、

飽きた服を私の服掛けに置いていくようになり、

さて、どうやって再生しようか…

と思っているものがぽろぽろと増えてきた。


まず、ユニクロのグレーのパーカーで、

前ポケットがあり、着丈も少し長くてお尻くらいまでくるもの。

まぁ、定番といえば定番の形のスウェットで、

可も無く不可も無く。というデザインで、

着ても、なんだかウキウキもしないもの。
 

でもグレーの生地は気に入っていて、

どうにかして私風に着こなせないかなぁ…と

何ヶ月も目が合えば、じーっと見つめては

考えて…

ベストにしようか、ノースリーブにしようか

半袖にしようか…
 

そうだ!

なんにでも合わせやすい長袖の

Tシャツにしよう!

と思って、

パーカー部分と長い着丈を

腰サイズで止まるように下部分も何センチかカット。


シンプルな形になったので、これでいろいろと

合わせやすくなるだろう。と思ったけれど、

着てみると、なんだか変…


腰のところやっぱりリブをつけよう。

やっぱりパーカーがあった方が立体的で

ダウンベストにでも合わせやすい。


ということで、1回は着たのですが

カットした上と下の部分を

またひっつけることになりました。


チクチクチクチク…

手縫いでつなげました。

ほんと、フランケンシュタインのように

バリバリ再生人間。ではなく再生服です。

部屋着?

いえいえ、

外に着ていくための立派な服です。

 

意外にもあったかいのと、

腕も細身なので、下にもう一枚

長袖を着なくてもいけそう。

ファッション誌によく載っている

定番のものをほとんど着たことがないので、

グレーのパーカー(大抵このアイテムは載っている)で、

お洒落度アップできるかしらん?

あまり期待はしておりませんが…



5年前くらいから

昔ながらの商店が使っていたような前掛けをリメイクしたものと、

自分の服やこどもの服、頂いた服など、使わなくなったものや

気持ちが入らなくなったものを組合わせて作る

自分専用のエプロンと、

おおまかに2パターンにわけて作っていました。


使ってみてどうしてもしっくりこないものは、

いくつか捨てましたが、

それでも60個か70個はあるのかなぁ。

作る前と作った後を一つ一つ

写真に残していたら

「こんなにも変わるんだ〜!」って一目見てわかるし

面白かっただろうなぁ。


あらためて、本日身につけていたエプロンを見てみても

歴史を感じさせるものばかり…。

20年前くらいに買った服や頂いて使わなかったTシャツ。

溜め込んでいるボタンなど、思いつきで組合わせて

作りました。

この色合わせや生地合わせをするのが、めちゃくちゃ好きで

イラストやデザインの仕事で疲れたあとに、

この手仕事をやると、ものすごい脳が燃える感じになるのです。

捨てるはずだったものが

また生き返る。(そうして全く断捨離ができない…)

これは私の生涯における趣味なので

いくら断捨離が流行ろうとも、

やり続けるつもりであります。

ついでに言えば、売れるくらいに

精度がよければ最高なのですが、

いかんせん私の裁縫技術は恐ろしく乱雑で適当なので

とてもお金を頂けるものではなく…
 

ということで、このエプロンのモデルは

いつでもまぬけなワタシ。

ごめんよエプロン…

たまには違う人にひっつきたいでしょうね…。
 

でも、長く付き合っていこうね。

 

 

 




開けてみれば、真っ白しわしわおばあさんに…


とはならないけれど、

いつか使おうと思っていた作品を詰め込んだ箱を

しっかりと開けた。

何十点とあるなか、気に入っているものが数点はあるので

時々出してはお店に飾ったりはしているものの、

根本的に修理しないといけない額や

やり直ししたい作品をそのまま奥に詰め込んだまま

何年も経っていて…
 

いつか全てを見直して、廃棄するもの、作り直すもの、

わけて綺麗にしないと…。

と思ってやりたくなったのが急に昨日起こってしまい、

突如として、額の塗り直しから始まり、

金具の修理、作り直しのものとを分けてると

少し見えてきた…。

まずこれを作りきってしまわないと

次に向かえない…。

モヤモヤをためたままでは

次のものにもモヤモヤがついたまま…。

 

すっきりとした気持ちで

新しい春と物作りに向かおうと思います。

 



もう9年前くらいの個展でのDMとして作った

立体広告。

紙ものを整頓していたら出てきました。

両面印刷で、四角の箱型になるよう折って、角をひっつけて

ドアの部分をカットして…と、

内職のオンパレードのようなDMでした。

サボローゾのお店もあれよあれよと1年目がもうすぐやってきます。

こんな立体物、また作りたいなー。

と、ふと思ってしまったのが運のつき…。

もう何を描こうか、どんな紙にしようか

考えてしまっている。


このDMも作るのに1ヶ月はかかっていたと思うので、

7月1日が1周年とはいえ、もう作る準備をしておかないと、

またギリギリで大慌てすることになる。

というか、ギリギリで大慌てしても出来ない代物なのです。

グラフィックデザインは平面での表現なので、2次元の世界だけど

パッケージデザインなどは立体の3次元の世界。

ちょっとした工夫で、自分たちが住んでいる世界の3次元を作ることができる。


絵を描いていると、平面の世界ばかりなので、

それをパッケージに使えるように考えると

途端になにかが生きてくるときがある。

パソコンも絵も言葉も誰もが簡単に使えるものだからこそ

ちょっとした変化で楽しめるものを作りたい。


まぁ、自分が作る課程を一番に楽しみたいんだけどね。


 


 

 



エプロンなどほとんどつけないのに、

家には80枚くらいはある。

そのうちの半分以上は夫がイベントにつけていくのですが、

私はほんとにたまにしかつかわない。

着なくなった服や生地と組合わせて、布たちに最後の仕事を…
と軽い気持ちで作り始めたエプロンでしたが、
作り出すと楽しくてたまりませんでした。

まず型紙がいらない。
気に入っていた服(の部分)が一時期でも蘇る。
作りながら考えて、出来上がりが始め思っていたものと異なる
意外性が面白い。
エプロンつけたら暑い夏でも短パンがはける(生足だすのはさすがにね…)
 
と、いろいろとメリットはあるので使わないと
もったいないよね。
 
で、これは気に入っているエプロンの一つですが、
白、グレー、ベージュといった薄いトーンで軽やかな感じが
なんだかつけていても心地いい。
 
白いエプロン。といえば綺麗な奥様がつけていたり、
今ではメイド服のイメージがあるから
ああいうのは除外…
いかにも女の人がつけるようなものは苦手です。
 
しかし、あまり気に入ってしまうと、汚したくないので、
豪快に料理はできない。
エプロン本来の役割(服を汚さないためにつける)を果たせなくなってしまう。
 
それでも気に入ったものを身につけてると、
気分はあがります。
なんのことはないエプロンなのにね。



またエプロンネタでスミマセン…。

昨日やっと80枚ほどあるエプロンの写真をファイリングできました。

在庫管理を兼ねて作ったのですが、

「こんなの作ったっけ?」というものもチラチラ。


このエプロン、冬用の大判ストールだったのですが、

手刺繍でわりと凝ったものなのです。

1.2回は身につけたのですが、なにか落ち着かなくて

どうしようか…と思っていたところ、

裏面を見たら、なんだか落ち着いていい感じじゃな〜い。

と思い、

こちらの面を表にしてワンピース風エプロンにしました。

ちなみに表面はこんな感じです。




毛糸素材で刺繍で、すごいゴージャスなのが

落ち着かない。

地味なのがいいわ。

 



まだまだ続いているエプロン作りですが、

サボローゾ10周年記念に100枚!と思って、目標値まであと少しで
止まっている状態です。
さて、枚数が多くなると、どんなものを作ったのかも忘れてしまっていて、
一つ一つ写真に収めている状態です。
気に入っているものに、自分の服やこどもの服を切って(もう着ないもの)
再生したもののシリーズがあります。
このグレーのエプロンは母からもらった普通のグレーのトレーナーでした。
こういうものを私が着ると何故か、
休日にいつまでも寝ているだらしない女。風にしか見えなくて、
グレーのパーカーもそうだけど、お洒落に着こなすことができませんでした。
で、得意のはさみをじょきじょき入れて、スウェット素材のエプロンにしました♪
付け心地はよいのですよ〜
しかし…気に入っているから。といって
身につけるのか。と言われたらエプロンをつける習慣がない私は
ほんと滅多につけない。
かといって売れるような代物でもないし、
アート作品でもない。
さて、このエプロン軍団を作ったのはいいけれど
どうしようかね…
ただ今考え中です…

珈琲豆屋さんにはたくさんやってくる麻袋。
これを欲しがる方もたくさんいます。
 
この素材をバックやブックカバーにしている方もいて、
手作り市で思わず購入したことがあります。(自分で作れよ!)
いっぱいあるものを活用していないと(捨てたりすること)
いつも、何かその、ほんとは宝になりそうなものを
廃棄している気分になって、なんだか罪悪感があったんだけど、
たまたま印刷もなにも入っていない麻袋をみて、
これ、持って帰ってきてー!と
頼んだものでした。
麻袋の難点はカットすると端がほろほろと外れてきて
そこを綺麗にしないと、初めからダメージ出過ぎ加工になってしまう。
で、これはなんとずぼらに、カットを一度もしなかったもの。
ファスナーもついていて、サイズも小ぶりで、こりゃ、前掛けに
ぴったり!と思って簡単に作ってしまいました。
2重になっているせいか、冬でもあったかいそうで、
逆に夏に合いそうな感じなのに、夏は暑い!
なんだか珈琲屋さんそのもの。って感じの前掛けになってしまったかな?
あまり王道は好きでないけれど、
この素材はとっても魅力的ですね。



白の手袋の次は黒の手袋を使ってエプロンです。

昨日のレースは綿だったけど、黒の手袋は素材が毛で、

あったかい生地なので、冬用のものを作りました。

 

リメイクの楽しみはこの組合わせを思いつくまま作っていけること。
やり過ぎては気持ち悪くなるので、もうちょっとやろうかな。
と思う前に引くと、なんだか心地いいものができる気がします。
外用でもあったかいように。と作ったものだけど、
家の中でもこれを着けているとほんと腰回りがぬくぬくです♪


サボローゾ、エプロンを使い出したのは、昔の商店が使っていたような
藍色の前掛け。をたくさん頂いたことからでした。
おばあちゃんが豆腐屋さんだったこともあって、
頂いたものもたくさんありました。
もちろん、大豆、醤油…など、コーヒーには関係のないものばかりが
印刷されているので、リメイクして使っていますが、
こちらもなんどもやり直しをして、最近は落ち着いています
(またご紹介します)
その前掛けを見て、私も何かオリジナルのもの、欲しいなー。と思って
作った、第1号。
紺の生地は母から頂いたもので、
上のしましまは子どもの小さい頃のTシャツです。
手袋はポケットにしていますが、これは母の若い頃の
レースの手袋で、綺麗だけど、日常で使うこともないし、
何かに使えないかなー。と思っていたところで、つけてみました。
夫は赤やら柄やら、派手好きなのだけど、
私は紺や白、黒にグレーなど、じみじみな色が好きで
そのあともエプロンは80コくらい作りましたが、
この第1号はとてもしっくりと気に入っています。
普段、エプロンをほとんどしないのに、
たくさん作って、さてどうしよう…。