ときどきピシッと暮らしを整えたいときに開く
松浦弥太郎さんの本。
いつもひとつひとつに丁寧で
ひとつひとつの言葉が心に染み入ります。
その中で、
「本は100冊読むより、一冊を100回読むこと」
と、その言葉が今回は一番ビビッときて、
なんでも広く浅くしか読まない人間には
ズギューンときました。
で、久しぶりに自分の作った本も開いてみたけれど、
そう、自分の根本的な思いが揺らがないように
読み直すのはいいかもしれない。
書いたものも描いたものも、
「こんなことかいていたっけ?」と
全く忘れていたりする。
基本的に、伝えたい思いは
ずーっと変わっていないのですが、
言葉の使い方がちょっとつがっていたり、
そのときの自分が見えて、
ちょっと懐かしかったり、
変わっていないことを
地味に喜んでいたり。
何度も何度も読み返す本で
自分の立っているところを確認するのも
よいものだなぁ。