家やお店、公園や学校、
どんな場所でも
そこには見えない空気がある。
緊張感だったり、あったかさだったり、
すごいエネルギー感だったり、
寒々としたものだったり、
まぁ、さまざまなのですが、
自分に合う空気感というものがあって、
気に入ったところには何回も行きたくなるけど、
合わないところにはあまり足を運びたくない。
サボローゾには珈琲好きも、そうでない方にも
年齢、性別、国問わず
ふらっと来て頂ける場所になってほしいなぁ。と
常々思っていて、
でも、わたしは珈琲は作れないし、
紙媒体のものは作ってはいるけれど、
もっと根本的なもので、
見えないけれど、あたたかくて
居心地のいい空気を作りたいなぁ。
と。
今回のテーマの絵を描いていたら、
そういえば学生のときに描いた絵本は
「空気はどこにいるの?」
といったようなタイトルで、
まさに見えない「空気」をテーマにしていて…
ン?
なんか20代の頃から
気になるものがずーっと一緒?
それに気づき、秘かに驚いていました。
「つくる」をテーマに描いていたブログの時もあったけれど
毎日のように「○○をつくる」というテーマに沿って
イラストを描いていたけれど、
一番作りたかったのは、空気だったのかな?
見えないけれど、大切に思っているもの。
もともとの場所が持っているものもあるけれど、
そこに住む人の空気感は出てしまう…。
ほどよい緊張とくつろぎ感。
楽しさと静けさ。
おいしくて、おだやかな空気。
作りたいです。