家やお店、公園や学校、

どんな場所でも

そこには見えない空気がある。

緊張感だったり、あったかさだったり、

すごいエネルギー感だったり、

寒々としたものだったり、

まぁ、さまざまなのですが、

自分に合う空気感というものがあって、

気に入ったところには何回も行きたくなるけど、

合わないところにはあまり足を運びたくない。
 

サボローゾには珈琲好きも、そうでない方にも

年齢、性別、国問わず

ふらっと来て頂ける場所になってほしいなぁ。と

常々思っていて、
でも、わたしは珈琲は作れないし、

紙媒体のものは作ってはいるけれど、

もっと根本的なもので、

見えないけれど、あたたかくて

居心地のいい空気を作りたいなぁ。

と。

今回のテーマの絵を描いていたら、

そういえば学生のときに描いた絵本は

「空気はどこにいるの?」

といったようなタイトルで、

まさに見えない「空気」をテーマにしていて…
 

ン?

なんか20代の頃から

気になるものがずーっと一緒?

それに気づき、秘かに驚いていました。

「つくる」をテーマに描いていたブログの時もあったけれど

毎日のように「○○をつくる」というテーマに沿って

イラストを描いていたけれど、

一番作りたかったのは、空気だったのかな?

見えないけれど、大切に思っているもの。

もともとの場所が持っているものもあるけれど、

そこに住む人の空気感は出てしまう…。


ほどよい緊張とくつろぎ感。

楽しさと静けさ。
おいしくて、おだやかな空気。


作りたいです。

 



スペシャリティー珈琲を生地に練り込んだ「さぼどら」と

それにカカオたっぷりのチョコをプラスした「かかおさぼどら」

 

かかおさぼどらの第一弾のイラストは

私が描いたものではなく、

バレンタイン用に女の子が男の子にチョコをあげてるイラストでした。


一般的にはコチラの絵、

「かわいい〜!」と大評判だったのですが、

私には女子が男子にチョコをあげる。という行為に違和感があって、

それをサボローゾで販売する。ということに、

にさらなる違和感があったので

早々にイラストを変えました。

さぼどらもかかおさぼどらに合わせて変えたかったのですが、

少し時期をずらそう。ということで、2年以上そのままで行ったのですが、

やはりうニューフェイスにしようかと。
 

そうは思ってはいても

なかなか案が(中身は餡だけに)決まらない。

なにせ、焼き印の範囲が狭い上に

細かいデザインをすると、見えなくなってしまうので、

とにかく単純で

でも面白いというかほっこりするというか、

それでいて、先に変えたかかおさぼどらと並べても

連動しているものにしたい。

今のさぼどらは絵が細かすぎて、あまり見えないのが難点で…

どらやきに

急かされているようで、

でもなかなか「これでいくぞー!」

にならないので、

もう少し餡をいや、案を練ってみようかと思って

時間かけて作ってます。


気に入った紙ものを見つけると

興奮してそそられるように、

箱ものも同じように

気に入ったものを見つけると

コーフンすることがある。

とくに何も書いていない、シンプルなもので

小さいもの。

ここにアクセサリーを入れて贈ろうか、

手紙を小さく折って入れようか。
考え出すと

脳内が熱くなってきて、止まらない。

あまり深く物事を考えられない真夏が過ぎ、

ようやく落ち着いて物作りができそうなので

次のイベントのためにパッケージを考えていたら、

ふと見つけた箱。
ん!?

コレに入れたら、開けやすいし、持ち運びにもいいし、

かわいらしいし、手紙もいれられるし、

いいのではないか?!

と、

そう決まったら、どんな言葉を入れようか、

はんこを何押そうか、

いや〜、わくわくしてきました。

そういえば、同じような箱にむか〜し、

真鍮のアクセサリーを作って、作品展に出したことがあるなぁ。

小学生くらいの子が買ってくれて

なんだか嬉しかった記憶が…。

年末まで作るものがいっぱい…

 

またウキウキが増えてきました♪


スペシャリティー珈琲が入っている生地に

ほどよい甘さの北海道産小豆のあんこ。

「さぼどら」
 

そのあんこに

ペルー産のカカオ二ブ(100%)と

コートジボアール産のチョコチップ(66%)を

混ぜ込んだ

「かかおさぼどら」

発酵過程を経ているカカオ二ブは口に入ると

独特な発酵の酸味があり、

チョコチップのコクと合わさって

普通のどらやきには味わえない、

深い旨みと甘みで
驚きの味わいです。

すばらしいさぼどらと、かかおさぼどらだ。

と常々思っているのに、

贈り物をするときには説明の言葉もなく、

良さが伝わってないから

どらやきの説明書作ってよー。

と、実は以前から言われていたのです。

そして…

やっと作りました。


どらやき一筋の老舗、呼人堂さんと

スペシャリティー珈琲豆屋のサボローゾとのコラボレーション。

和と洋がいい感じに合わさった、

一度食べたらまた食べたくなる。
 

どらえもんだけでなく、

だれもがビックリのどらやきです。

 




お金がたまるのではなく、

仕事がたまる。

それも内職がいっぱい。

袋詰めに、シール貼り。

ラベルカットにはんこ押し。

豆の仕分けに見本の入れ替え。

いや、言い出したらキリがないくらいあって、

まあまあ急ぎのものから順番に片付けていっております。

やり出したら、目に見えて仕事が片付いていくので

気持ちはいいけれど、創造的なところはないから

○時までやって、○時からはあっちをしよう。と、

時間制限ゲームだと思って、あっちこっちとやっております。

ああーさぼりたいなぁ〜

ねぇ、さぼろうぞうくん…。

豆の仕分けをしていたら、

この湿度でムンムンしてくるし、

立ち上がるたびに立ちくらみするし、

いや、こんなことでクラクラしとったらあかんわ。

と思って急いでパワーになるオヤツをちょぴっと

口にほおりこんで、少し復活。
疲れはたまらないようにしないとね。

動いているとずーっと動けるわ!と思うのに、

ちょっとじーっとしながら仕事していると

すごい調子が悪くなってくる。

血が滞ってくる。というか、

頭もボーっとしてきます。

ガンバレワタシ!

と、ひとり自分に応援をしていても

イマイチ力がみなぎってこない…。

お客さんの居ない数分だけ

ヨガの屍のポーズ(ただ横になってるだけ…)で

少し復活したようなしないような…。

休憩終えて、お店でお客さんとお話ししていたら

やっと復活…。


人と話すってほんとに

エネルギーがでてくるんだなぁ。



なんでもそうですが、

いきなり変えたくなるのです。

今までなんとも感じていなかったものが

急に見るのもいやになるのです。

今回は大きな看板にそれを感じてしまい、

一度真っ白に戻して、

もう一度書こうかと思い…
 

夫がいつも削り役をしてくれるのですが

忙しくて時間もないようだし、

待ちきれないので自分で削りました。

(初めから自分でしなさいよっ)
 
機械にやすりの紙をひいてひたすらやすっていくのですが…
これまたべったりと塗ってある文字は、
なかなかきれいに削れない。
2時間近くひたすら
けずるけずるけずる…

近くで草むしりの機械の音がしてるけれど
それと同じくらいの音で、どちらが長くするのか
競いあってるかのようにブイーンブイーン言っている。

ほんと、ココ、田舎でよかった…。

思いついた時にこんな騒音のような作業が
できるなんて、
なんてなんて有りがたいことなのでしょう。
 
ひたすら同じ作業を続けるのって
結構苦痛なのですが、
書き直したい!という思いが強いので
そういうときは苦にならない。

紙やパソコンに書くのとは違って
すぐに消去できないところが看板の特長。
こんどこそ長く使うぞ!と思っていても
月日が流れると変わってしまうんだな。

でもちょこちょこと変えるのが
私には合ってるけどね。
(まわりには迷惑かけてるかも…)



一昔前はhtmlを解読しながら

ホームページを作ったことがあった。

それこそ、一日中座って画面を見つめて

制作していても

思った通りにならなくて

ほんと苦戦してました。


今は解読しなくても作ることができるし、

随分簡単に作れるようにはなったものの、

やっぱり時間はかかる。
 

webにあげたい写真を撮って、

web用に合わせた大きさにして、

それから任意のページにあげていって

それから文章を付け加えて…

ああ、長い長い道のり。

毎日していたらきっと

慣れて楽になる工程も

久しぶりにすると一つ一つが遅い。

でも集中してやらないと

わけがからなくなってくる。


なので、その時間だけマシンと一体になる。
 

マシンから見たらきっと

すごい形相だと思う。

人間の顔になってないね。
 

いまどきhtmlを読み込む人もいないけど

気になって少しみてみる。
 

ああ、余計に目が疲れてしまったよ…。

一つ修正したらあっちもこっちも

修正したくなって、でも一度にできないから

少しずつ構築し直してます。が、

現実に戻らないと!
 

webの世界で泳いでくると

帰ってきたら頭くらくら…。


明日は身体を使うことしようっと。
 



またまたまた、はんこを作りました。

今回は2ケースに渡って作ったので8個目、9個目とできました。

これで何百個作ったことになるのでしょうか…

珈琲のブレンド名や御礼の言葉など最低限のものは

必要に迫られて作っているけれど、

ちょっとしたイラストとかは、

そのときどきの思いつきで増やしていっている。

でもまぁ、たくさんあっても

気に入っているのは数点だけで、

どこかしら改善したい点がいつもある。

大きさだったり、添える文言だったり。


で、次こそはもっと面白いものを!

と思うのだけど、

出来てから使っていくと、

やっぱり、よく使うものと

使わないものがでてくる。
 

今回のものはまだ商材に押してないから

どれが気に入ったものになるかは

わからない。


早く押したいなー。


「はよつこて〜」

ってはんこたちがささやいているよ…。

はやくしないと

「はよせんかい!われ〜!」

に変わってしまうので、

急がないと。


いろんなものたちから脅迫されている

ワタクシ…


 



ゴールデンウィークの忙しさが過ぎて

ふとお店を眺めてみると、

いろんな箇所が

ごちゃごちゃしているように感じてしまい、

一度そう感じると、

移動したり修正したり、

ああ、もういっぱいいっぱい

変えたくてたまらなくなる。

一個看板を変えれば

他も気になって、

一個移動すれば

他も移動したくなって、

移動すればホコリや汚れが気になって、

予定の時間通りに終わらない…。

今回はここまで…。と決めて、

ひとまず特に気になるところは終了!


でも、模様替えが好きな人間なので、

この小さな変化は楽しい。
 

いい!

と思ったものも何日か経ったら

なんだか違和感を感じたりするその心の変化や

見る目の変化が私には自然で、

ずーっと変えない。変わらないまま。

という方が不自然な感じがします。

お店だけでなく

大きな変化は慣れるまで大変だけど

小さな変化は気持ちい〜っ!

ものです…。



珈琲ゼリー、珈琲プリン、珈琲かき氷、蒸しパン…

バニラアイスのせをお好みでトッピングしてます!

と、お店でうたっているのに

そのバニラがない!

お店に行けばごそっといつでも売り切れ。

替わりのバニラやったらあかん。って言われ、

どうしてもそのバニラを買いたいのに、

ないないなーい!
 

「あ、あんなところにバニラ島が!」

なぁんて、

探していたら

突然出てくれることも当然ながらなく、

結局夫が電話をして取り置きしてもらえるお店を

見つけたので、ひとまず安心なのですが、

これから暑くなっていく季節、

定番のバニラがないとほんと困るので

消えて溶けてなくならないでおくれ〜