絵を描く方は、紙やペンにはそれぞれ

こだわりがあるかと思います。
 

私もそうですが、

一番気持ち良く集中してパッと描けるものはなんと、

よくあるA4のコピー用紙。

そして、B以上太さの鉛筆と、(芯はピンピンに削ってある)

細目の筆ペン。

いままでに他もいろいろ試したのです。

ロットリングペンやラッションペン…。
 

プリント失敗した紙の裏とか、

水彩紙やカラーの紙、わら半紙、和紙…。
 

A4以外のB4(257×364)やB5〔182×257)サイズなど。

紙質はなにも意識させないくらいのもので、

真っ白がいいし、〔高級な紙は緊張する…)

ペンも細過ぎず、太過ぎず。

硬過ぎず柔らか過ぎず。
大きさも大き過ぎず小さ過ぎず。
 

そんなこんなで
普段から一番身近にあるA4コピー用紙と
鉛筆とペンになりました。

書道的なイラストが多いので
何回か描いて一番しっくりするものを
選ぶのですが、そうなると高級ないい紙には描けないし、
かと言って半紙のようにペラペラもあかん。

変な意識が入らないニュートラルな状態の環境で、
一瞬の集中で描くのが心地いいので
私にとっての普通からはじまるのがいいようです。

それもなにも落書きされていない真っ白の紙がいい。
気に入らないとぐしゃぐしゃっとするので
もったいないのだけど、
スタートはいつも白の世界から。



年末だから。と言わず、片付けが好きです。(掃除は苦手だけど)


本や服、食器や雑貨…片付ける部分はそれぞれあるのだけど、

今日は引っ越ししてからずーっと探していた、

電気が通ってるか調べるテスター。という測定器を

片付けている時に見つけたのでした。


押入に詰めているカバン、ちょっと整頓しよう…

ん?このオレンジのかばん、革がずいぶん弱ってるな。

もう使わんし捨ててもいいか聞こうかな?

と思ってふたを開けてみたら

「あー!!こんなところに!!」


ということで、4月末に引っ越しだから8ヶ月ぶりに

出会えたのでした。


そしてこのトラの絵も。

フリーになってからの10年分の仕事ファイル。

うん、懐かしいけど、この作品はもういらんな。

うわっ、なんかおかしな絵やな。いらんいらん…

あれ?トラ?

あ、来年トラ年だー。


ということで、12年前、干支の作品を

どこぞに応募したときに使ったものの

一つでした。


相変わらず、ダジャレ満載です。

今回も掘り出しものでした。
いや〜、毎回思ってもないような

いろんなものが出てきます。

目的のものを探しているときは出てこないのにねー

ウシ年最後のうっしっしーな気分になる発見でした。

モー、なんのこっちゃ。

 

 



手紙を書いていたら、
線の上にこびとたちがいる。

書きとめる言葉が思い浮かばないときによく現れる。

言葉がまとまらないときは書かない方がいいね…

ひどいもんです。

そして、一生懸命考えようとすると眠気に襲われる。

もうやらない方がいいです。


身体は正直だから、やりたくないことには

反応してくれないし、

眠気。というもので拒否反応を起こしてしまう。


だからなんでも思いついた時が旬なのです。

どんなときでも思いついたら書き留める。
そして、時間を決めて書く。

文章力がそれで上がるわけではないけれど、

自分の伝えたい言葉は、

短時間で相手のことを考えながら

集中して書くのがいいなぁ。

夜の手紙や言葉は恐ろしくおかしな文章になってるので

注意大!!

ですけどね〜。

 

 



イベントの広告で描かせて頂いたおにぎり。
 

よくよく見たらでかい!!このおにぎり。
これだけをにぎるって現実的には難しいし、

これだけを食べるのってお腹ぺこぺこでないと食べられないし、

そもそもこどもがにぎる。という前提で描いているのに

これだけの大きさだとぐしゃってなってしまう。

と、ツッコミをいれたらいっぱいあるけれど、

こんなふうににして自分でにぎる。

ということが大切で…

ということをお伝えしたくて描きました。

そういえば最近おにぎり食べてないなー。


こどもの頃は好物。といえば

海苔のおにぎりでした。

そして、

たくわんとおにぎりがあれば最高。
いまはシャケと昆布かなー。

あと韓国のりも♪

夏は食欲が少しなくなるけど、

また涼しくなったらがっつり食べるパワーが

欲しいですね。



お店を開店してからわかることっていうのは

ほんとたくさんあって、

毎日いろいろと作り替えたり、

作り足したりして、

毎日のように

「あとすこし−!」(で完成だ〜)

と思ってやっていますが

全く完成はしません。

うん、永遠に。
 

きっと26歳でフリーで仕事をしたときから、

永遠に完成なんてしなくて、

永遠に自分だけの仕事。というのを求めて

暮らしている感じがする。

なので「休み」というものはなくて、

自分に世界だけに入る創造や妄想の世界が

休みの時間になるのかなぁ。


移転したらやっぱり、いろんなものを作り替えたくて、

それは自然と湧き起こってくるものでした。

一個変えたら、あっちもこっちも変えたくなって、

またまた仕事は永遠に終わりません…。

でもお店がすぐそこにあると
すぐにお客さんの反応があって、
それはそれは面白いものです。
物の配置や見せ方もすべて来る方に教えてもらっている
という毎日です。



おみこし。

わっしょい。ってなに?

って聞かれて、答えられるかしら?

わたくし…。


まぁ、掛け声の一種なのだろうけど、

みんなで一つの物を持って運ぶ。

だけでのことなのに、なぜか盛り上がる。
もちろんこんな人と人とが近くて、

汗も唾も飛んでくるようなこと、今は

できない。

マスクしてなんて、熱中症になるだろうし

さらに危険。

ふんふん、ほんとあれこれ

ダメダメ攻撃されてるから、

脳みそだけどこかに飛んでいくんだ。

心はいつだって宇宙にも飛んでいける準備は整ってますし。

 

線画ではイメージ伝わらないかもしれませんが、

色がない。ということは

好きなように自分が色のイメージをして見ることができる。

ということで、

私はやっぱり線画が好きです。



昨日に引き続き、つぶやきシリーズ。

こちらが初回のつぶやきマンガです。

いつもはじめは
シンプルで、文字数もイラストも少なく…

と思って表現しているのに、

いつのまにかごちゃごちゃと絵も文字も多くなっている。

家の物たちと同じ…


せっかく片付けて、いっぱい捨てたのに、

いつのまにか、また物は増えて、

いっぱい捨てたときよりも多くなっている。

なので、時々立ち止まって、

「ほんとにこれいるのか?」

と見直さないといけない。

広いお寺のお堂のように、

必要なときにだけ椅子を出して、

普段は広い空間のまま。

置いている飾りは、庭のお花だけ。とか

今日の言葉を書で記したもの。

と、そういう空間を大事にしたい。
 

といつも思っているのに、どうしてかいつもパンパン
そして爆発するかのように

いるものもいらないものも思いっきり捨てる行為に走ってしまう。

「ぜんぶ、すてれば」

のタイトルの本がパソコンのすぐ横に置いてあるのだけど、

いつもその文字が私に訴える。

うん、きっと気持ちいいと思う。

 

「いつか必要な日がくるかも…」と思って

持ち続けているさまざまな物たち。

いや、きっと光を浴びる日がくる!

と、思っているから捨てられないんだ。

 

この世を去るまで断捨離は永遠の課題にになりそうです…。



甘いものをあまり口にしない私でも

あんこと果物は無性に食べたくなる。


友達が鯛焼き屋さんをはじめて、

それも手間のかかる一丁焼きをしている
http://www.manekinekoampo.com
お店もレトロでいい感じ。

もう、これは絶対行きたい!

と思って大阪市内までほんと、ときどーき買いにいってます。

鯛焼き=あんこ
という図式は子どもの頃の屋台の思い出のままで、
そういう固定概念をなかなか崩せなかったのですが、
思い切ってカスタードクリームを頼んでみました。
家に持って帰っても食べてくれなきゃ、
私が全部食べないといけないなー
いや、友達にあげたらいいやん。

一人で帰り道、頭の中でつぶやいてましたが、
心配はよそに、あっという間になくなりました。
和風シュークリームのような感覚かなぁ?

一丁焼きって皮の焼き加減が絶妙で…
ほんとパリッとトロッがあって、
ああ、大阪のたこやきとおんなじ。
この食感の変化がたまらない!!

そんなわけで、時々ありとあらゆる広告に
頼まれてもいないマンガを載せたりして、
一人で楽しんでます。
 
カスタード美味しかったからスーパーでも売ってるの
買ったことあるけど、
皮がぶよぶよでカスタードも甘すぎて
こどもも私も食べられませんでした。
もし、この鯛焼きを初めて食べていたら
「カスタードまずい!」って
なっていたかもしれません…

珈琲でもたいやきでも
始めて口にするものがおいしいと
珈琲好き。とかカスタード好き。
になるけど、
逆もあって、それを払拭するのには
時間かかるんだなぁ。

なので、「はじめて」のものは
いいものを口にして、
好きなものを増やしていきたいもんです。



とあるお祭りのイラスト。
私は彩色する前の線画が好きなので、

完成したものではなく、こちらをアップしました。
 

そう、今年も開催ないのだろうか…
ないんだろうな。
近所の小さな神社のお祭りも中止になったくらいだし、
何千、何万って集まる大きな祭りはないんだろうな。

ことごとく人が集まる行事はなくなり、
ますます人との交流は減っていく。
とかいう私も仕事が多すぎて、小さなものでも全く、
集まりには参加できず、申し訳なく思っているのですが…。

でも今は仕方がないと思って、新しい仕事を優先して
動いている日々です。

そう、御神輿や屋台、太鼓の音や花火、
夏の音や声がなくなるのって、ほんと寂しいね。
こりゃ、みんな心が乾いてくるわ…。

老若男女、知ってる人も知らない人も
仲よくなれるお祭り。
自然と心が開く時間や場所がないのって
やっぱり健全ではない気が。

まじめ過ぎる毎日に何かがたまってきて
破裂しそうな感じもしているけれど、
今はぼーっと物思いにふける間もなく
目の前にある、やらないといけないことを
ひとつひとつ片付けていって、一日が終わってます。



家には囲炉裏があります。

「わー!」と初めてみたとき

オドロキとうれしさでいっぱいでしたが、

実はまだ使ってません…。

なんだか、そのような時間も心の余裕もなく、

日々が過ぎているのです…。

珈琲屋の仕事も開店したばかりなので

いろいろとやること盛りだくさんなのですが、

わくわくするようなイラストの仕事もやってきて、

どんな感じのものを描こうかなー。っと

思って昔のファイルをパラパラみていたら、

囲炉裏でくつろぐ変な猫の絵を見つけました。

これは、夜間のイラストレーションの学校に通っていたときの

作品だー。
 

懐かしくなって見ていましたが、

昔から古い家が好きだったんだな。ってあらためて実感。

この絵もバックに色だけ塗って、

その上に透明フィルムに線だけを描いて、

重ねて作品にしたもので、ズレ感を楽しんでます。

今では考えられないくらい時間をかけて

作品を仕上げていたんだなぁ。

そう、きっちりしたものよりズレ、ムラ、カスレ…

これも好きだったんだ。

それを再現してくれるレトロ印刷さんに出会えたり、

囲炉裏がある古い家に出会えたり、

ずーっと思い続けていた好きが、今、身近にあるって

不思議な感じがします…。

もしかして…

ずーっと苦手な虫たちもやたらと寄り添ってくるのは
好きになって欲しいからなのかしら!?

(この何ヶ月で慣れたけど、まだ好きになれない…ごめんね)